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Institute of Engineering Innovation, School of Engineering, the University of Tokyo ENGLISH

機構について

工学系研究科長挨拶「工学が未来を切り拓く」

染谷隆夫

工学は基礎科学の問題から科学技術全般・社会全体にまたがる課題までを取り扱う広大な学問体系を有しています。今日の社会は科学技術の進歩により実現された社会です。一方で現代の社会の抱える課題は複雑で、多くの分野が関わっています。例えば、エネルギー、環境、資源、水、食糧等の問題は相互に絡み合い、複雑な様相を呈しています。ひとつの対策技術が他の問題を引き起こす例は枚挙に暇がありません。今日、様々な分野でイノベーションが求められています。

東京大学大学院工学系研究科は18専攻、2附属機構、9附属センターから構成されています。約540名の教員と約220名の事務・技術職員が所属し、日夜教育、研究に励んでいます。また約2,300名の修士課程学生、約1,100名の博士課程学生が工学を学び、研究活動を進めています。本研究科は、基礎科学の発展と深化を先導する分野、産業を強化しイノベーションを主導する分野、新たな複合・境界・融合領域を切り拓く分野まで、多様で多彩な分野から構成されています。基礎から応用に至る広範な分野において世界的に卓越した研究が推進されるとともに、深い専門性と幅広い視野を有した人材が輩出されています。

本研究科で推進されている研究は、世界のトップグループに位置していることが様々なベンチマークにより明らかにされています。これらの活動を更に発展させることで、工学系研究科は現代の社会の抱える困難を打ち破るイノベーションを推進する中核となることを目指しています。

これらの研究、教育に基づく様々な社会との連携を通して、未来の社会を切り拓いていくことが工学系研究科の担う大きな役割です。総合研究機構の前身である総合試験所は1939年に社会との連携を担う組織として設立され、2002年に現在の組織に改組されました。また機構と関連する組織として一般財団法人「総合研究奨励会」があります。両者は密接に連携し、様々な枠組みが整っています。

社会連携を通して、未来を切り拓く最前線の組織として、本機構が益々活発に活動していけますよう、皆様からのご指導・ご助言をいただけましたら幸いです。

2020年10月1日
工学系研究科長 染谷隆夫

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